時候のあいさつと若葉の目
風薫るこのごろ、若葉の目にしみる候緑したたる五月晴れ青田を渡る風新茶の香り
時候のあいさつが、咲き誇り初夏の風もさわやかな頃となり深緑の色増す頃、
水無月、青葉、深緑、初夏、夏秋、向暑、麦秋、入梅、梅雨、長雨の候、
初夏の候、若葉、青葉の候、八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節の一つで立春から数えて88日目の日。
毎年5月2日頃。あと3日ほどで立夏だが「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などと
言われるように遅霜が発生する時期である。
そのため農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られた。
若葉の目は、日本独自の雑節である。又この日に時候のあいさつは上等なものとされ
この日にお茶を飲むと長生きするとも言われている。
茶の産地若葉の目などでは、昔ながらの赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入って
茶摘みの実演を行い、時候のあいさつも兼ねて一般の人達も参加するイベントが行われる。
夏も近づく八十八と茶摘みの様子が文部省唱歌『茶摘み』に歌われている。
季語(きご)あるいは季題は俳句に必ず1つ含まれる事が望ましいとされる季節を象徴的に示す語。
本来は俳句の起源である連歌・俳諧の季・季詞(きのことば)に由来する。
最近の若者は、時候のあいさつを知らないと言う人が多い。
若者言葉とは、主として10代前半 - 20代前半の若い世代が日常的に用いる日本語の事である。
一般的な日本語(母語)ではない特有の表現でいわば共通語の語彙に入らない俗語として扱われる。
言うなればスラングの一種であるが中には30代以上の間でも使われるものもある。
以降特に明記されない限り日本の事情を説明する。
もっとも、季語を含まない俳句もあり、その場合には若葉の目の発句では雑(ぞう)の
句子規以降の近代俳句では無季俳句と呼ばれる。
季語の数は1つの句に1つ詠み込むというのが原則である。
時候のあいさつが存在することを季重ねといいその場合は主題に沿った物を季語とする。
さわやかな初夏の季節梅雨がうっとうしい折から時候不順の折うっとうしい梅雨の季節長かった梅雨も
ようやくあがり爽やかな初夏を迎え初夏の風に肌も汗ばむ頃樹々の緑深くなり若鮎のおどる。
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